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有限会社 アサダ建設

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匠の技(道具)2018.06.27

(挽く、切る)

木、木材を切ることを挽くとも言います

その道具は もちろん鋸(のこぎり)

鋸の種類はたくさんありますが

代表的には 両刃ノコと片刃ノコ

その中に 荒挽き鋸から仕上げ鋸まで

(鋸の大きさや鋸刃の大小)と数種類あり

大工はその時々の状況で使い分けます

(縦挽き刃と横挽き刃)

縦挽きと横挽きは 刃の作りが違います

縦挽き刃


横挽き刃

縦挽き 横挽きを 板で説明すると

このような方向に切るときに

鋸を使い分けます

横挽き鋸で 縦方向は切れないことは

ありませんが 縦挽き鋸で横切断は

ほぼ 無理です

(鋸刃には アサリ幅(道)がある)

鋸刃には 木を切る時 木の締め付けを

避けるためと おが屑を出すために

アサリ幅(道)があります

鋸はこの (道)が重要で幅が広いと

荒く切れ、均等でないと斜めに切れます

今は少なくなりましたが

自分の鋸の目立ては 自分で行っています

目立て=ヤスリで鋸刃を一本一本研ぎ

(道)を広げ調整し真直ぐ切れるようにすること

(おまけ)

この鋸 大鋸(おおが)といいます

木挽き職人(父親)が使っていた鋸です

製材の機械化が始まるまでは

このような鋸で 原木から柱や板材を

挽いていたんですネ

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